松代でなにがあったか!
大本営建設、西条地区住民の証言

戦後60年記念出版


西条地区を考える会/編
四六判
226ページ
1,200円(本体価格)

大本営建設の真実とは何かを問う貴重な証言

太平洋戦争末期、
長野市松代に建設された大本営地下壕。地域住民たちがこうむった戦争被害の実態を語り「朝鮮人強制労働」の視点からのみ展開される平和運動のあり方に、問題を投げかける。


もくじ

第1章
強制疎開と地下壕建設
1.強制疎開
 どこの家がどこの家に疎開したか

2.強制疎開の様子
 疎開者の証言
 受け入れ家庭の証言

3.地下壕建設と疎開生活の状況
 賢所の移転工事
 皇居などの工事のため取り壊された中島喜久雄宅
 自宅に戻れぬ清水清八郎宅
 皇居関係等の炊事施設になった中島栄宗氏宅

4.勤奉隊・学徒動員・勤労動員、兵隊について

第2章
朝鮮の人々の思い出
1.朝鮮の人との生活
2.慰安所について
3.終戦後の様子

第3章
大本営工事を語る[座談会]
松代大本営回顧録

資料編
昭和20年度の「西条小学校・学校日誌」から「抜粋」
「平和記念館」建設と「慰安婦の家」復元反対の西条地区住民の経緯

解説
大本営地下壕問題へのアプローチ
大本営地下壕保存に向けて、地域との連携を




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