山ときどきの心



小林 俊樹/著
四六判
334ページ
2,000円(本体価格)

山とは、登山とはなにか

自然のありのままの姿に感動する著者が、山とは、登山とは何かを長年の登高体験の中から導きだし、現代の登山の姿に警鐘を鳴らす。日本登山史を随所に織り込みながら、自然との対話を目指す心温まる書。


もくじ

山ときどきの心

第1章
峠の先に
徳本峠/中尾峠/針ノ木峠ほか

第2章
山、あるがままに
土の瘤の槍ヶ岳/高地(ハイレベル)ルート再見/カールとタール/大正2年の上高地/播隆像17年/濁河温泉の今昔/昭和21年夏ほか

第3章
先人を偲ぶ
臼井吉見の座机/古田晃の心づくし/詩人尾崎喜八とウェストン祭/梅雨と太宰治ほか

第4章
薄川のほとりにて
オオカミに代わる/きのこ狩り異聞/雪折れの松/縄手の塩ラーメン/花冷えの朝/チャンメロほか

第5章
雑学録
雑煮考/雑草よ、こだわりなく/バンザイ談義/松本の鮭/くじら土産/野草食談義ほか




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