歴史の中の里人たち

ー 岡澤由往史談集 ー



岡澤 由往/編著
A5判、並製
392ページ
3,000円(完売)(本体価格)

時代の荒波に翻弄されながらも、
力強く生き抜いた庶民の歴史

 川中島平に暮らす著者が、時代の流れに埋もれてしまいがちな農民たちの真実の生活を古文書を通して浮き彫りにし、苦しい生活ながらたくましく生き抜く姿を明らかにする。著者の永年にわたる郷土史研究は地域公民館などでの郷土史講座、古文書講座での指導により、地域の人々に大きな影響を与えてきた。


もくじ

第一編 古文書に記された農民の暮らし
 最後の将軍慶喜の現代人への伝言
 農民の暮らし一考
 古文書・諺からみた川中島の農業
 川中島地方の用水概略史

第二編 江戸時代の災害と社会福祉政策
 天明・天保の大凶作と大飢饉
 善光寺大地震罹災者たちの現代人へのメッセージ
 善光寺地震など災害時における松代藩の福祉行政
 戊辰戦時下における上田藩の福祉行政

第三編 江戸時代における庶民の信仰
 善光寺信仰を支えた村々
 村方文書にみる講
 神仏分離・神社統合の軌跡
 石造文化財にみる庶民の心

第四編 語り継ぐ戦争の悲劇
 太平洋戦争と郷土
 農地解放と戦後農業の推移
 川中島食風土記
 祖父母たちの二十二世紀への伝言





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平安堂長野店、平安堂川中島店、TSUTAYA若里店、すぐじ書店(篠ノ井)

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